チーズの値段から未来が見える 上野泰也/祥伝社
ISBN:9784396613044 著者は、証券会社のチーフエコノミスト。景気動向から債券・為替市場等の動向を予測し、顧客に情報提供するのを生業としている。民間金融機関系シンクタンクや官庁のエコノミストと比較すると、証券取引所等「経済の現場」により近い所に身を置いている人と言える。...
View Article戦場のエミリー 八薙玉造/スーパーダッシュ文庫
ISBN:9784086304399 今までの戦闘場面を顧みれば、暗殺などの裏仕事に関わるものばかりで、今回のように日の下での大会戦は初めて。もっとも、その戦闘も謀略によるものなので晴れがましいものではない。...
View Articleしゃばけ 畠中恵/新潮文庫
http://d.hatena.ne.jp/asin/410146121X 人にも妖(あやかし)にもこのうえなく優しい江戸の大店の若旦那による連続殺人事件捕物帳。...
View Articleオトナリサンライク 竹岡葉月/ファミ通文庫
ISBN:9784757743649 外国人の血を引くため、コミュニティや少年窃盗団からも弾かれてしまった孤児キーチ。その彼が妖精と人間の仲の取り持ちを生業とする一見奇矯な外見の女の子集団に受け入れられ、人との絆を取り戻す物語。短編4つから構成される。...
View Articleベッカー教授の経済学ではこう考える ゲーリー・S・ベッカー、ギティ・N・ベッカー/東洋経済新報社
ISBN:9784492312506 今さらながらの読了。’80-‘90年代に書かれた新聞コラムが収められているので、日米構造協議が取り上げられている点などに隔世の感がする。しかし、時代・場所を問わず普遍的に妥当するのが学問的成果の学問的成果たる所以。今日においても刺激的で参考になるトピックスは数多い。...
View Articleさよならピアノソナタ 3 杉井光/電撃文庫
ISBN:9784048671828 口絵が可愛すぎるぜ。おへそ! おへそ!(Nothing but Electric Empty Text) ↑御意。2巻の水着姿よりそそられたなぁ。...
View Articleぶよぶよカルテット みかづき紅月/一迅社文庫
これは今回のラノサイ杯(2008年上半期)に感謝したい作品。音楽を一端は諦めた少年琢己が、異端の作曲家をこの上なく愛する天才音楽少女トリルと出会い、彼女の音楽と彼女自身に心ひかれてゆく……。もうベタ甘で青臭さいっぱいの青春音楽ドラマが幕を明けます。音城(おとぎ)トリル...
View Articleライトノベルは衰退どころかまだまだこれからだと思う
前エントリにかこつけて↓最近少し話題の「ライトノベルは衰退するか」の議論について一考。 『ばけらの!』はライトノベル界衰退の兆しなのか、 - 星ぼしの荒野から(8/26) なぜ『ライトノベル業界が危ない』と言われるのか考えてみる 平和の温故知新@はてな (8/31) ライトノベルが衰退するかはわからないが変化はしている、エロい方向に ウィンドバード::Recreation...
View Articleグローバリゼーションを擁護する ジャグディシュ・バグワティ/日本経済新聞社
本書の意義 国境を超えた人・物・金・情報etc.の行き来が拡大していくことは、人々の生活を豊かにするのか?...
View Article処刑御史 荒山徹/幻冬舎文庫
1857年冬、三浦半島沖で16歳の伊藤俊輔(のちの博文)は全裸の美少女に襲われる。彼女は、後の朝鮮統監を若い時分に暗殺し日本による朝鮮支配を歴史上ないものにするために、51年後の朝鮮からタイムスリップして来た暗殺者集団「処刑御史」の一人だった……。魔術、剣術、銃に長けた朝鮮人暗殺者集団と若き伊藤博文そして彼を守ろうとするミステリアスな朝鮮人美女・雪蓮との間で驚天動地の戦いの幕が切って落とされます。...
View Articleなぜ、アメリカは崩壊に向かうのか チャールズ・R・モリス/日本経済新聞出版社
サブプライム問題に端を発した米国の金融危機を信用バブルと断定、その原因についてここ四半世紀間米国主導してきた市場を万能視する保守主義的思潮に求めるものです。 長年、金融界に身を置いていた著者らしく、あらゆる金融商品を証券化しそれに高い格付けを与えて高値で売り抜けるカラクリの説明やそれが破綻してゆくメカニズムについては説得力があります。本書では第3章、第4章それに第6章がその著述に当てられています。...
View Article日本経済再生の処方箋 月刊現代11月号/講談社
「日刊現代」今日発売(Economics Lovers) 日本経済再生の処方箋(月刊現代11月号)(Econviews-hatena ver.∞) 発売日に購入、読了。身近な物価から対外関係までの主要論点を短時間で概観できるのがありがたい。一面的かつ皮相的に経済問題を捉えがちなマスコミの論調に棹をさすアンカー役が期待できます。 各稿の共通項を次のようにまとめてみました。...
View Article経済をみるときの視点
規制緩和に限らず、経済をみるときには複眼的複合的な視点が必要です。需要と供給の両方を見ないといけませんし、企業経営者・労働者だけでなく消費者・利用者を、そして既存の人々に開かれている可能性を見なければいけません。規制緩和の問題は、規制緩和だけをみていてはわからないのではないでしょうか。 若田部昌澄(早大)「規制緩和『景気低迷の元凶』説の嘘を暴く」...
View Article大都市の資格
大都市にはモノと情報が集積し、それを追って人や企業が流入する。交通や文化が発達すると、社会的弱者を許容する余裕と寛容が生まれ、福祉受給者や外国人も引き寄せられる。つまり、都市の拡大によって多様性が増す結果、行政需要やコストも増大するのだ。 北村亘(阪大) 「国は『大都市』絞込みを」 朝日新聞10月2日夕刊...
View Article地球温暖化は止まらない S・フレッド・シンガー、デニス・T・エイヴァリー/東洋経済新報社
同じ訳者の「地球と一緒に頭も冷やせ!」(ソフトバンククリエイティブ)が、人間の活動による温暖化が起こっているのを認めたうえでCO2削減が余りに経済的に割りが合わないことを説明するのに対し、こちらは科学的見地に基づき真っ向からCO2等温室効果ガス増加による温暖化を否定する。 著者等による「温暖化」現象の説明はこうだ。...
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